梅酒作り方!簡単!美味しい時期と梅選び!ブランデーも!

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法律違反しないでくださいね!
ほとんどの梅酒レシピはのお酒はホワイトリカーです。
日本酒や焼酎、ブランデー、ウイスキーなどでも梅酒は作れます。
梅酒は果実酒です
酒税法によってアルコール度数が20度未満のお酒で作ることは法律で禁止されています。 |
家飲み用でも20度未満のお酒で梅酒を作るのは違法になるんです。
梅酒の作り方日本酒などもありますが一般的に販売されてる日本酒のアルコール度数は15度前後です。
日本酒で梅酒を作る場合は20度以上のものを使うように気をつけてください。
ちなみにワインは15度前後ウィスキー、テキーラ、ブランデーは40度前後です。
※酒税法によって国内で日本酒として販売できるお酒の度数が、22度未満と定められています。
日本酒やワインは醸造酒です。
ウィスキー、テキーラ、ブランデーは蒸留酒です。
蒸留酒は醸造酒をさらに加熱して蒸留しているため度数が高くなっています。
いろんな梅酒レシピがありますが法律違反にならないように注意下さいね!
アルコール度数の高いお酒を使う理由!
梅酒のレシピはほとんどがホワイトリカーです。
しかもアルコール度数が35度以上をすすめています。
アルコール度数が低くいお酒を使うと梅の水分で雑菌により腐敗しやすくなるんです。
なのでアルコール度数が35度などの高い度数のお酒を使います。
梅酒が長期間保存できるのはアルコール度数が高いお酒を使って腐敗を防いでるからなんです。
梅酒に氷砂糖を使う理由
ほとんどの梅酒レシピは氷砂糖を使っています。
理由は溶けにくいからなんです。
美味しい梅酒をつくるキーワードは浸透圧です。
濃度の薄い溶液と濃い溶液が半透腺を隔てて篠していた場合、濃度を均一にしようという働きが生じて温度の薄い溶液が濃いほうへ移動すること。
濃度の異なる水溶液を半透膜で隔てておくと、その膜を通して水だけが濃度の低いほうから高い方へ移動することを「浸透」といい、その圧力を「浸透圧」といいます。
黒糖でも蜂蜜でも溶けにくければいいんです。
氷砂糖の溶けにくさが美味しい梅酒を作りだす浸透圧を絶妙なバランスに調整しています。
梅酒だけでなくお漬け物も浸透圧を利用しています。
美味しい梅酒をつくるためには氷砂糖がその性質を十分に発揮することで、浸透圧によって梅のおいしいエキスをホワイトリカーに抽出することができます。
ホワイトリカーで説明しますね!
ホワイトリカーはほとんど無味無臭のため、梅のエキスの味わいや風味が出やすいんです。
ブランデーや日本酒など他のお酒でも作れますが日本酒の場合は20度以上のものを使ってくださいね!
梅と氷砂糖、ホワイトリカーを容器に入れてすぐの時は梅の方が糖分が高いんです。
①そのため梅がその実の中へホワイトリカー(水分)を含んでいきます。
②その取り込んだホワイトリカーに梅のエキスや香りが溶けだしていくんです。 ③次第に氷砂糖が溶けて周りのホワイトリカーの糖度が上がってきます。 ④すると浸透圧によって梅の中に入ったホワイトリカーが梅から出てくるんです。 |
この浸透圧のバランスが落ち着くのが3ヶ月~半年くらいなんです。
グラニュー糖のようなすぐに溶ける砂糖を使うとホワイトリカーの糖度が一気に上がってしまいます。
すると梅のエキスが十分に抽出されにくいので美味しい梅酒になりません!
また一部は溶けずに底にたまっててしまうこともあるんです。
氷砂糖量の目安
梅1kgに対して500g程度、甘めで作りたい場合は800gほどです。
少量で作りたい場合は梅の重さに対して50~80%程度です。
参考にしてください
梅酒作りの容器の大きさ
容器の大きさは、梅の重さに対して4倍程の容量のものが適しています。(梅1kgの場合は4L容器)
ほとんどの梅酒レシピは梅1キロのものです。
出来上がりが2.2から2.4リットルくらいです。
へたをとったりアク抜きをしたりせっかく手間をかけるので量作りたいですよね!
容器は少量のものから売られてます。
美味しい梅酒つくり(梅の選び方)時期
青梅は和歌山みなべ産の南高梅を使います。
南高梅はアク抜きしなくていいのでその分簡単です。
時期は6月の上旬~中旬に収穫したての梅で作ります。
南高梅の特徴はその大きさです。
梅のエキスもたっぷりで扱いやすい2~3Lサイズがおすすめです。
粒の大きい梅ほど果汁も多く、エキスがたっぷり含まれているので美味しい梅酒が作れます。
新鮮でキズが少ない梅がおすすめです。
青梅は常温で置いておくと、2、3日で熟してしまうのですぐに漬けたほうがいいです。
美味しい梅酒の作り方
材料
青梅(南高梅) 1キロ 氷砂糖 500グラム〜800グラム ホワイトリカー 1.8リットル 容器 4リットルサイズ |
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作り方
①容器の消毒
雑菌が増えないように容器や道具は消毒する必要があります。
アルコール消毒の場合は容器に焼酎をいれて容器を回しながら全体に行き渡らせます。
残った焼酎は捨ててください。
熱湯消毒の場合はいきなり熱湯をかけると瓶がわれる場合があるので注意してください。
ぬるま湯で瓶を温めてからしたほうがいいです。
清潔なふきんの上に下向きに瓶を置き、完全に乾かしてから使用してください。
清潔な布に焼酎を含ませてふけばさらに安心です。
※蓋の消毒も忘れずに!
②アク抜き
南高梅の場合はアク抜きの必要はありません。
でも南高梅は人気なんです。
手に入らなくて青梅の場合はボウルに水を入れて2から4時間浸します。
※漬けすぎると黄色くなしまうので注意してください。
黄色い梅や冷凍梅の場合は傷みやすいのでアク抜きしないほうがいいです。
③水洗い
流水で丁寧に水洗いを行います。
洗い終わったあとはザルなどにあけて水気を切ります。
キッチンペーパーなどで水分を拭き取ってしばらく乾燥させてください。
不十分だとカビの原因になります。
大きいキズのあるもの、傷んだものがあれば取り除いておきます。
④ヘタ取り
竹串などを使って梅のヘタを取り除きます。
梅は金属を嫌うと言われてるので竹串がおすすめです。
つまようじは折れやすいですよ!
たこ焼きの要領でヘタの縁をなぞるようにするとスポっと取れます
エグ味がでることがありますので梅のヘタきれいにとってください。
とり残しが浮かんでくる場合があります。
梅酒を美味しく作る重要なポイントです。
※ヘタを取った状態で梅を冷凍しておくといつでも梅酒を作れます。
⑤容器に梅と氷砂糖、ホワイトリカーを入れる
瓶の底に梅を敷きその上に氷砂糖をいれます。
それの繰り返しで梅と氷砂糖をまんべんなく交互に容器の中へ入れていきます。
3回くらいで打丈夫です。
そして最後にホワイトリカーを静かに流し込みます。
※梅のエキスを出しやすくするために爪楊枝でプスプスさすと梅酒が濁るのでやめたほうがいいです。
⑥梅酒の保存と飲み頃
ホワイトリカーを入れ終えたらしっかりとフタを閉めます。
そして冷暗所で保管します。(日光に当ててはいけません)
氷砂糖が溶けるまで週に数回程度、容器を動かして中の糖分を均一にしてください。
3ヶ月程度熟成させるとあっさりとした梅酒になります。
でも半年から1年が飲み頃です。
梅酒は待てば待つほど深みが増すといわれるのでそれまで焦らず楽しみに待ちましょう!
梅を取り出すタイミング
梅の実を入れたままにしておくと、にごりや苦味がでる場合があります。
1年~1年半くらい漬けたら中の梅を取り出しすのが無難です。
梅酒作り方ブランデー
材料
青梅 1キロ 氷砂糖 500g ブランデー 1.8リットル 容器 4リットルサイズ |
作り方はホワイトリカーの場合と同じです。
梅酒作り方はちみつ
口当たりが良くコクがあります。
材料
青梅(南高梅) 1キロ はちみつ 500グラム ホワイトリカー 1.8リットル 容器 4リットルサイズ |
作り方
手順はホワイトリカーの場合と同じですが
はちみつは溶けにくいので毎日1回容器をゆすって糖分を均一にします。
2週間くらいこの作業を続けます。
その後も週1回くらい容器ゆすって糖分を均一にしてください
美味しいはちみつ梅酒が出来ます。
まとめ
この記事を読んでいただいてるあなたは
おそらく初めて梅酒をつくる方だと思います。
酒税法や氷砂糖を使う理由、高いアルコール度数のお酒がおすすめな理由など
わかりやすくまとめてみました。
あなたの美味しい梅酒つくりのお役にたてれば幸いです。
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